段階型ピルの紹介とメリットデメリットについて

ピルと一口にいってもその種類はいくつかのものに分けられます。
その中でも段階的に内容成分を変化させているのが特徴なのが段階型ピルです。
この段階型ピルは第二世代ピルとも呼ばれていて、内容のホルモン成分が2段階、もしくは3段階で変化していきます。

そもそも、女性の身体は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二つのホルモンがバランスよく分泌されています。
排卵日までには卵胞ホルモンが多く分泌され、子宮内膜が厚くなっていき排卵を促していきます。
そして排卵後には黄体ホルモンが多く分泌されるようになり、身体が妊娠中のような状態に維持していきます。
卵胞ホルモンと黄体ホルモン、この二つのホルモン量を調節することでピルは効果を発揮しているわけです。

段階型ピルはその中でも3相性ピルと2相性ピルの二つの種類に分けられます。
3相性はその名の通り、黄体ホルモンのホルモン量を3段階で徐々に増やしていきます。
いきなり多量の黄体ホルモンを体の中に取り入れるとなるとそれなりに体の負担も大きくなりますが、段階別にすることで徐々に体を慣らしていくことが出来るわけです。

2相性のピルも同様で、ホルモン量を2相に分けることで体にかかる負担を軽減していくことができます。
段階型ピルは2相性と3相性、どちらの場合でも避妊効果に違いはありません。
どちらの場合も女性ホルモンの働きを活用して排卵自体を防ぐことが出来ます。
そもそも体内で分泌されるはずのホルモンを段階型ピルから取り入れていくわけですから、その時点で身体は反応し排卵を止めるわけです。

避妊効果を得ながら体の負担を最小限に抑えることができる、こうなれば活用するに越したことはありません。
しかもピルの避妊効果は非常に高く、正しい服用方法を続ければそれだけで9割近い避妊率を実現できます。
他の避妊道具と併用することでさらに高い効果を期待することもできるわけです。
望まぬ妊娠を避ける人であれば尚のこと、おすすめの方法というわけです。

段階型ピルのメリットとデメリット

段階型ピルの服用周期はおおよそ28日です。
21日間ホルモン成分が含まれている錠剤を服用し、あとの7日間は偽薬を服用するか、もしくは薬の服用を休止する期間を設けていきます。
薬の服用を一時的に休む方法の場合、1シート21錠タイプのピルがこの飲み方で服用していきます。
これに対して、1シート28錠タイプのピルであれば偽薬も含めて毎日飲み続けていくことになります。
飲み忘れを防止することを考えると、こちらの28錠タイプの方がお勧めになってくることもあります。

本来、ピルを飲んでいないタイミングには消退出血といって子宮内膜が血液に溶けて排出されていきます。
1シート28錠タイプのピルであれば偽薬の期間7日間でこの消退出血が起こっていきます。
服用周期はうまく調節してこの消退出血のタイミングを変化させていくこともできるため、海水浴や温泉旅行など予定に合わせていけるのがメリットとなります。
この場合、錠剤の調節のため飲み忘れのリスクが高まります。
これが段階型ピルのデメリットとしても挙げられるため、最初のうちはできるだけ飲み方を変えずに、従来の服用方法に慣れていくことからはじめていきましょう。

段階型ピルのメリットは先にも挙げたように体への負担が少ない点です。
ピルの飲み始めに多い頭痛や腹痛などの症状があらわれにくくなるので、ピル初心者の人でも安心です。

もちろん、飲み始めの段階で起こる頭痛、腹痛は一般的に2シート、3シート目を服用することで徐々に収まっていくといわれています。
すべての人がそうというわけではありませんが、段階型ピルを服用する際にはこうした知識をしっかり身に着けておくといいでしょう。
メリットとデメリットを理解した上で服用すれば、より安全にその効果を実感していくことが出来ます。

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