日本と海外のピル使用率の差について

ピルは服用することによって排卵の機能自体をストップさせることが出来るため、結果的に望まぬ妊娠を避けることが出来ます。
コンドームの使用によって妊娠の確率は格段に下げることが出来ますが、コンドームが破れてしまったり、あるいは男性側が避妊に非協力的であればピルの服用がお勧めとなってきます。

とはいえ、日本でのピルの使用率はあまり高くはありません。
海外の場合、ピルの使用率は格段に高く、その効果が広く認知されています。
それに対して日本の場合、避妊のために薬を服用するという行為自体の印象が悪く、女性がどこか後ろめたさを感じてしまう傾向にあります。
それが結果として日本のピルの使用率の低さにつながっているというわけです。

では、具体的にピルの使用率は日本と海外とでどれほどの差があるのでしょうか。
先進国であるフランス、ドイツが40パーセント程度、さらにアメリカの場合でも16パーセントという数字をたたき出しているのに対し、日本は全体の1パーセント程度という使用率です。
この数字の差を見てもわかるとおり、日本の女性がピルの服用自体を嫌厭していることがわかります。

ピルは望まぬ妊娠を未然に防ぐことができる、これだけの効果ではなく、性行為に対する安心感を高めることが出来ます。
妊娠するかもしれないと性行為のたびに女性はびくびくしていたのが、ピルの服用、コンドームとの併用によってその不安感がなくなります。
服用によって得られるメリットの方が多いのにも関わらず、日本では敷居が高いとされているその原因は、世間の認知度の低さにあります。

未だにピルの服用は印象が悪いもの、後ろめたさが募るものと思っている女性が多いことが、これが第一の問題ですし、この他にも購入自体が面倒だという点が問題になってきます。
日本の場合、ピルを購入するためには一度医療機関を受診して診察を受けなければいけません。
医師が処方したものでないと購入することが出来ないことや、定期的に産婦人科や婦人科を受診する必要がでてくるため、女性にとっては敷居の高い避妊方法だと認識されてしまうわけです。

何故日本はピルの使用率が低い?

なぜ日本はピルの使用率が低いのか、それは先に挙げたように世間の間違った認識、またピルの購入方法が限られているという点が関係しています。
本来であれば、女性が気軽に購入できるシステムが必要になってくるわけですが、日本の場合、薬の取り扱いについて厳しく制限が設けられています。
もちろん、これは薬の安全性を確保するために必要な事ではありますが、事ピルに関しては例外です。

ある程度健康な人で、持病もなく、手軽な避妊方法を選びたいという人であれば、むしろピルはうってつけの方法です。
ただ、やはり医療機関に通う必要があるという点で、仕事やプライベートを優先しピルの服用から遠ざかってしまう恐れもあるわけです。

避妊のためにピルを使う人の割合は、日本でさほど多くありませんが最近になって徐々にその割合は増えてきています。
ピルの正しい服用方法について、さらにはどんな効果が得られるのか、しっかり理解することで性行為に対する嫌悪感を払しょくしていくことが出来ます。
また、パートナーとの信頼関係を築く上でも、避妊の方法をしっかりとらえておくことは悪いことではありません。

女性の場合、もしも妊娠をした時の体の負担、世間体やその対応は時につらいものになります。
負担が大きい分、避けられるものは前もって準備をして対処していくことが大切です。
ピルの服用によって、望まぬ妊娠は高い確率で防ぐことが出来ます。
ただ、これも100パーセントと断言できるものではないため、より安心感を高めていきたいという場合にはプラスαでコンドームの使用を徹底していくようにしましょう。
こればかりはパートナーの男性に協力を仰ぐことになりますが、しっかりと話し合いをすることで性行為に対するぎくしゃくしたやり取りはなくなるはずです。

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