女性の性周期を再確認しましょう

女性には性周期というものがあります。
出産をするという役割が体にはあるため、その準備として毎月ホルモンバランスが変化して、体調などに大きな変化を与えることになります。
これは12歳前後で初潮を迎えてから、50歳程度で閉経を迎えるまで、この性周期は何度も繰り返されていくことになります。

性周期は卵胞期→排卵期→黄体期→月経期という形で進み、それを繰り返していくことになります。
卵胞期は卵巣にある卵胞を成長させるためにホルモンが排出されます。
その影響で体温が下がるという効果もあります。
その後、排卵期には育った卵胞が受精のために卵管へと排出されます。

それを促すためにホルモンが出されます。
黄体期になると、受精できるように子宮の内膜が整えられていくことになります。
この期間はホルモンの影響で体温が高くなります。

そして、受精しないまま月経期を迎えると、子宮内膜がはがれおち、体外に排出されます。
これが、毎月やってくる月経となります。
この後、また卵胞期を迎え卵巣で卵胞を育てるといった形で進み、このサイクルを繰り返していくことになります。

この性周期の間に異なるホルモンが分泌されることにより、体温の変化が起こります。
この変化を記録して、性周期をきちんと把握するという事も行われています。
こうした記録をとっておくと、不妊治療や妊娠の兆候をつかむために役立ちます。

こうした周期は、12歳ごろに初潮を迎えてから、閉経があるまで続いていくことになります。
周期の中で体調の変化が起こることもあります。
しかも、初潮を迎えたばかりの時期や、閉経前の時期などは周期が乱れることも多く、それがもとになって体調不良になるという事も起こりやすくなります。

このように女性の一生を通した周期と、毎月迎える周期とをきちんと押さえていくことで、体調変化に備えることがしやすくなります。
そのために女性の一般的な周期と、自分の周期を再確認しておきましょう。

ホルモンバランスの変化はQOLに大きな影響を与える

ホルモンバランスが変化しやすいことで、女性の生活は大きく変わってしまう事もあります。
特に月に一度イライラするという方や、生理が来ると体調が悪いという方は、こうしたホルモンの影響を強く受けてしまっているという事が言えるでしょう。

これは毎月のことだけではなく、一生を通した女性の周期についてもいうことができます。
ホルモンの分泌が不安定な初潮前後に体調がすぐれなかったり精神的に不安定になるという事もありますし、特に閉経前後の50歳ごろになると体調を崩しやすくなるということが起こります。
これを更年期障害と呼ぶこともあり、悩んでいる方が多くなっています。

ひどい場合は寝込んでしまうほどの症状になることもありますが、そこまでいかない段階であったとしても、生活には大きな影響があります。
QOLという面から考えると、非常に厳しい状況になることも多いものです。
イライラしてしまう事で、ついつい家族に当たってしまったり、仕事がうまくいかなかったりということになると、人間関係にも影響があります。
怠けているわけではなくても怠けているとみられてしまうという事もあり、自分のこれまで送ってきた生活がこなせなくなってしまう事もあります。

他の病気のように問題があるところだけ対応すればなおるというわけではないのが難しいところです。
つらい状態でも、何とかその症状と付き合っていき、乗り切っていくということが必要になります。
これまでの生活を維持していくのであれば、周囲の理解という事も重要になってきます。
人として生きていくうえで、QOLは欠かせない要素です。
ホルモンの変化ということを理解し、周りと話し合っておくという事を心がけていきましょう。

更年期障害のお役立ち情報

性周期に違和感を感じたら更年期障害を疑ってみましょう。
医療機関で適切な診断が可能です。
更年期障害を血液検査で診断

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