ピルを飲んで出血した!これは何?

避妊や婦人科系の治療の為にピルを服用している女性の中には、不正出血する人がいます。
これは珍しいことではなく、ピルというものは女性ホルモン(エストロゲン・プロゲストーゲン)に働きかける薬ですので、不正出血に繋がることが予測されます。
ただ、月経ではないのに不正出血があると何か別の病気なのではないかと不安になる人も多いでしょう。
今回は、なぜ不正出血が起きるのかその原因と対処法についてお話していきましょう。

まず、不正出血とはどの程度の出血なのかご存知でしょうか。
大量に鮮血が出ることもありますし、おりものの中に血が混ざっている状態のこともあります。
自分で気付くことができるレベルの出血が月経中以外に起こった場合を不正出血と言うのです。
ピルを服用している時の不正出血には体に問題がない場合とある場合がありますので、注意していきましょう。

ピルの1シートを飲み終えたぐらいで25~30%の割合で出血を確認している人が多いようです。
月経が開始されているのにいつまでも止まらないことで発覚することもあります。
例えば低用量ピルを服用することで不正出血が発生してしまう原因には、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)の子宮内膜維持作用を助けるはずのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減ってしまうことが不正出血に繋がってしまうのです。
ピルの内容によってはそれぞれ原因は異なります。

また、アフターピルを服用した場合には、消退出血と呼ばれる不正出血が見られますが、これは逆にピルの効果が出たことで現れる症状ですのでそこまで心配はいらないでしょう。
消退出血なのか着床出血なのかについては、どの段階にピルを服用したかに分かれてきますので、安易な判断はやめましょう。
出血が止まらない状態が続くのであれば医師に相談することが大切です。
出血の発生タイミングでも異なってきます。
発生タイミングをしっかりチェックしておきましょう。

さらに破綻出血というものもあり、これはプロゲストーゲン量が減ることで発生します。
休薬期間中に起きるものです。
性交後に出血があった場合には注意してください。
病気の可能性がありますので、医師に相談することが大切です。
また、破綻出血以外に点状出血はピルを服用しているとよく起こる出血です。
飲み続けていくことで改善することがほとんどですので、点状出血の場合はそこまで心配することはありません。

不正出血はピルを飲み忘れたときに起きる?

ピルの副作用としての出血以外にも、飲み忘れたことが原因で出血が起きることもあるでしょう。
飲み忘れることで、一時的に体内のホルモンバランスが乱れてしまいます。
必要な女性ホルモンの量が減少してしまい、結果として月経に近い出血または、消退出血が引き起こされてしまうのです。
基本的に飲み忘れをしないことがピルの服用には大切になってきます。

飲み忘れたからと言って焦る必要はありません。
飲み忘れることで避妊効果がなくなるのではないかと焦る人も多いようですが、実は飲み忘れたのが12時間以内であれば、すぐに飲むことで対処することができるのです。
次の服用は最初に決めた時間に服用するようにしましょう。
ただし、12時間以上経過すると、種類によっては効果がなくなってしまうものもありますので、医師にどうするべきか相談してください。

また、ピルの副作用に吐き気や嘔吐がありますが、服用後3時間以上経過している場合には嘔吐したとしても体内に吸収されている可能性が高いのですが、もし3時間以内に嘔吐した場合には、効果が無い場合があります。
嘔吐した場合には関しても医師に確認して指示を出してもらうようにしてください。

ホルモンに働きかける薬ですので、飲み忘れことや嘔吐によってホルモンバランスが乱れてしまったり、効果がなくなってしまったりすることも考えられます。
自分で判断するのではなく、困った時には医師に相談することが大切です。
また、出血が止まらない場合などにも必ず診察を受けるようにしましょう。
一時的なものであれば問題ありませんが、中には婦人科系の病気が隠れているかもしれませんので、おかしいと思った時には受診をおすすめします。

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