ピルの服用と喫煙の相性は最悪です

経口避妊薬であるピルは正しく使用することで避妊方法としては、もっとも高い効果を得られるものです。
ピルの仕組みは女性ホルモンを体内に取り入れることで身体が妊娠している状態と勘違いさせることにより、排卵や着床を防ぐというものです。
もちろん100%の避妊率ではありませんが、99.9%であり、他の避妊方法を使うなどすれば望まない妊娠を阻止することができます。

一方で、ピルは体内のホルモンバランスを意図的に操作するため副作用のリスクがあります。
副作用としては、乳がん、子宮がん、血栓症などの重大なものから軽度なものとしては頭痛、吐き気、乳房の張り、肥りやすくなる、ニキビの増加、出血、微熱などが考えられます。
これらはいずれもホルモンバランスの変化によって引き起こされるため、誰もが必ず出るというものではありませんし、出ても軽度な場合もあります。
しかし、リスクを下げるためにも医師の診断や検査を受けながら服用するのがベストな方法です。

またピルにも日頃から服用する低用量ピルのほか、緊急避難的に利用するアフターピルがあります。
両方ともホルモンバランスの変化によって妊娠を阻止するものですが、低用量ピルが定められたスケジュール通りに服用することで身体を変化させるのに対して、アフターピルは中用量に分類され濃度が濃く妊娠が疑われる性行為から24時間から48時間以内に効果を発揮するものです。

このためアフターピルは瞬間的な効果があるため、一時の副作用は厳しく出るのに対して、低用量ピルは、副作用はゆるやかといったメリットがあります。
しかし、副作用がゆるやかであるがために発生している副作用の存在に気づかず、その結果重大な結果になるリスクもあります。
このためピルを服用する際には、健康管理を含めて慎重に服用することが大切です。

また体質や病気によってはピルの服用が重大な健康被害を及ぼすリスクがあるため、医師の診察を受けて慎重投与される必要があります。

ピルの服用と喫煙による血栓症や心筋梗塞のリスク上昇

ピルを服用する際に最悪の組み合わせとして喫煙があります。

そもそもピル服用によるリスクとして、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす割合が増えるとされます。
脳卒中の場合には、脳卒中では約3倍程度増えるとされ、心筋梗塞では約5倍程度増えるとされます。
これらの原因となるのが血栓症であり、つまりピルを服用することで血栓が出来やすくなると理解しておくことが重要です。

もちろん、これらは日常生活をしていても発生するリスクですが、よりリスクが高まることをピルを服用している場合には留意する必要があります。
さらに脳卒中や心筋梗塞になるリスクをさらに高めるものとして喫煙があります。
喫煙をすることで約4倍程度、循環器系疾患を高めるとされ、ピルと喫煙の相互作用によってより重大な副作用が出るリスクがあるため、最悪の相性といえます。
このため医師からピルを服用しても問題のない身体であるかの検査を受けることが重要で、問題が見られる場合には慎重投与する必要があります。
また喫煙に関してもヘビースモーカーの場合には処方を断る医師もいます。

一方で喫煙以外にも相性を考えなければならないものとして、コーヒーとアルコールがあります。
コーヒーも普通に飲むぶんには問題ありませんが、1日にも何杯も飲むような場合にはコーヒーに含まれるカフェインによって女性ホルモンの分泌を刺激するためです。
このため頻繁に飲む人はノンカフェインのものに変えるのが無難です。
またアルコールは直接影響はしませんが、過度な飲酒は肝臓への負担が大きくなり、これにより副作用が出るリスクが高まるケースもあります。
このため、ピルを服用中は身体に与える可能性のある飲食には注意しておくことが必要です。

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